仙台Bizリサーチ

【 第3回 株式会社藤崎 様 】

仙台で愛され続けて200年。藤崎様を取材!

株式会社藤崎

株式会社藤崎

株式会社藤崎

[ 本社 ]
宮城県仙台市青葉区一番町3丁目2番17号
[ 代表取締役社長 ]
藤﨑 三郎助
[ 創業 ]
文政2年(1819年)
[ 設立 ]
明治45年(1912年)
[ 資本金 ]
400,000,000円
[ 従業員数 ]
約730名

Bizリサーチインタビュー第3回は、仙台に住む私たちにとって、とても身近な百貨店、「藤崎」の人事部人事キャリア担当の髙橋さんと大穀さんにお話をお伺いしました!


地域との繋がりを生かして新しいことにもチャレンジ

畠山有希:本日は宜しくお願いします。早速ですが、百貨店って藤崎さん以外にもあると思うのですが、藤崎さんならではの強みというとどういうものがありますでしょうか。

髙橋さん:長い歴史の中で育んできた「地域とのつながり」が一番の強みかと思います。当社は、おかげさまで昨年、創業200周年を迎えました。長い歴史の中で紡いできた、行政や地域の商店街、お取引先様とのつながり、そして一番、お客さまとのつながりが、当社の大きな財産です。 また、地域の良いものをたくさん知っている企業でもありますので、仙台・宮城・東北の良いものをたくさん発掘して、それをお客様に発信できるのも、当社の強みの一つですね。

百貨店業界は最近、厳しいと言われますが、当社は地域に根付いていることを強みに、今までのやり方に縛られず、新しいビジネスモデルの構築に取り組んでいます。

畠山有希:確かにネットショッピングも盛んになってきて、百貨店業界が厳しくなっていく中で「新しいこと」とおっしゃっていましたけど、具体的に何かされていることはあるのでしょうか。

髙橋さん:当社には「未来創造ラボ」という、新しいビジネスを実験的に考え、取り組んでいく部署があります。最近の一例としては、レンタル事業を始めましたね。私たちは小売業ですので、モノを仕入れて売るのが従来のビジネスモデルですが、あまりモノを持ちたがらないお客様のニーズに合わせて、取り組み始めています。

もう一つの例としては、昨年、仙台市と多くの地域事業者様と共に、「都の杜・仙台」という地域ブランドを立ち上げました。事業者単体では、販路を拡大し、売り込みをすることが難しくても、「都の杜・仙台」として統一ブランドになることで、都内で行われる物産展のイベントに出展するなど、地域の良いモノを広く発信することができるようになりました。地域の価値向上に向けて、継続して取り組んでまいります。

株式会社藤崎

株式会社藤崎

接客業だけじゃない!知られざる幅広いキャリア

畠山有希:地域と一緒にとの経営スタイルや、常に新しいことを考えている企業風土が素敵です。次に学生の皆さんが知りたい採用ですが、具体的にどんな部署があって、どんな仕事をするのかお聞きしたいです。

髙橋さん:部署は大きく分けると、売場部門と、外商部門、コーポレート部門という3つの部門に分かれています。 売場は、接客販売だけではなく、ターゲットとなるお客様について考え、計画を立てて仕入れ、売場を編集し、販売をする一連の仕事をしています。 外商の仕事は、いわゆる営業。当社にはたくさんのお得意様がいらっしゃいまして、そういったお客様の対応をする部署が外商部門です。お客様のご自宅や、企業様に出向き、ご要望をお伺いしながら提案販売をしたり、ご注文いただいた商品をご自宅にお届けしたりします。 コーポレート部門は、売場と外商の営業活動をサポートをする仕事です。全社的視点で、経営・営業計画の方針を立案したり、人・モノ・カネといった経営資源を管理する仕事など。私どものような人事の部署もここに入りますね。

畠山有希:実際就職すると最初は売場なんでしょうか?

髙橋さん:そうですね。新入社員はまず売場に配属します。そして本人の希望や特性に合わせて、二年目以降、外商やコーポレートに人事異動する社員もいます。ただ、比較的多くの社員は売場を3年以上経験し、商売のスキルを身につけていきます。

畠山有希:最初は売場で経験を積み、次第にキャリアアップしていく形なんですね。ちなみに、大穀さんが以前されていたバイヤーというお仕事はどんなことをするのでしょうか。

大穀さん:バイヤーは、品揃えの責任者です。計画業務というのがありまして、例えばシーズン計画では、一年先の品揃えの方向性について考えていきます。そのシーズンはどこを強化するかを考え、それをもとに展示会に行き、テーマや自分が考えた仮説を元に商品を発注します。自分の想いが、現場に取り入れられる。とてもやりがいのある仕事で、目指す方も多いと思いますね。

畠山有希:1から売場を作っていく。素晴らしいお仕事ですね。 次に、どんな人と働きたいか教えてほしいです。

髙橋さん:お客様に喜んでいただきたいという想いが原動力になる仕事なので、まずは、誰かのために一生懸命になれる方。次に、去年と同じことをやるだけではなく、常にお客様の一歩先を考え、提案できる、チャレンジ精神や情熱を持てる方と働きたいと思います。

畠山有希:なるほど。次に、女性の働き方について、働きやすい制度などがあったら教えてほしいです。

髙橋さん:女性は非常に働きやすい職場だと思います。私自身も娘がおりまして、出産・育児で休みをいただきました。育児をしている多くの社員が、子供のお迎えのために16:20に退社するなど、復帰してからも短時間勤務で働けますので、安心して復帰ができる会社だと思います。ただ長く働けるだけではなく、育児をしながらもより活躍できるよう、キャリア研修など、キャリアサポートにも取り組んでいます。

株式会社藤崎

髙橋さん

畠山有希:女性も働きやすい環境で、安心してお仕事ができますね。会社の雰囲気はどのような感じでしょうか。

「好きなところはヒト」働きやすいあたたかい環境

髙橋さん:年齢に関係なくコミュニケーションがとりやすい職場だと思います。同期に関しては、最初の集合研修で苦労を共にしていきますし、それこそ売場に配属になったあとすぐに、青葉まつりの「すずめ踊り」の練習が始まるんですよ(笑)一か月弱毎日のように練習しますので、だいぶ結束は固まると思いますね!(笑)

畠山有希:藤崎の皆さんが踊られているのよく見てます!人間関係が良いって本当に大切ですよね。次に、髙橋さんが藤崎さんに入社した決め手を簡単に教えてください。

髙橋さん:私は販売の仕事が好きだったんです。とは言え、販売だけではなく、色々な仕事をやってみたいという気持ちがありました。藤崎の仕事は、最初は販売をしますが、その先に企画や広報など色々なお仕事があるので、多様な経験ができるんじゃないかなと思ったのが決め手の一つでしたね。

畠山有希:キャリアの幅があるのは素敵ですね。次に、大穀さん、藤崎さんの好きなところをずばり教えてください。

大穀さん:好きなところはやっぱり「人」ですね。仕事で落ち込んだり、失敗したりしたときに、先輩が一言声を掛けてくれたり、後輩が手伝ってくれたり、一度接客したお客様がまた私のところに戻ってきてくれて声を掛けてくれたり。色んな人たちに支えられて、お仕事を続けられているので、私は一番「人」が好きですね。

株式会社藤崎

大穀さん

畠山有希:ありがとうございます。最後になりますが、就活生に向けて、何か伝えたいメッセージがありましたら教えてください。

髙橋さん:WillとCanとMust。その3つをよく学生の方にお伝えします。Mustは仕事でやらなきゃいけないこと、Canは自分のできること、Willはしたいこと。この3つがしっかり重なるような会社を見つけてもらいたいなと思っています。そのため、「みんなにとって」という価値観で見るのではなく、「自分にとって」のWillとCanが企業のMustに合うかを見て、就職活動をしてほしいと思います。

大穀さん:学生のときに、社会について知っていることってほんの一部ですよね。そのため、最初から「自分に合う業界や企業はここだ!」と決めつけてしまうことはあまりおすすめしません。採用担当者は、多くの学生を見た上で、自社に適性がある学生に対して内定を出しています。いろんな会社に足を運んで、自分の視野を広げて就活をしてみると、自分でも気付いていなかった適性を、採用担当者が見出してくれるということもあると思うのです。自分にぴったり合う企業を見つけるために、思い込みを捨てて、可能性を広げていただきたいと思います。

畠山有希:就活生の心に響くと思います。本日は、素敵なお話本当にありがとうございました!